ネッツトヨタ中部のWEBマガジン

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好きなデザインと色のタフティングラグでお家を彩りませんか?

工場直営のタフティング体験教室で、自分のこだわりが詰まった世界にひとつだけのラグ作り。ラグ使いでも、壁に飾るのも、自由自在。

また、お祝いなどのギフト用として、相手を想って制作するのも人気があります。

“タフティング”とは?

タフティングガンという電動工具を用いて、木枠に張った専用の布に系を打ち込む織物技法のひとつ。糸で絵を描くように模様や形を作り、ラグやカーペットなどを作る昔からある織物の技法ですが、今ではカラフルな糸を用いて自分だけのオリジナル作品を作れるワークショップとして注目を集めています。

今回は小川染色さんにて体験

尾州で50年以上染色業を営む「小川染色」。アクリル糸でもウールのような柔らかな風合いに仕上がる染色技術が自慢です。その自慢の糸を124色も用意し、ずらりと並ぶその光景は圧巻。どの色を使おうかと創作意欲も高まります。

準備としては、事前にデザインを送ることのみで、当日は手ぶらで気軽に楽しめるのもまた魅力のひとつ。今回は30cm×30cmのサイズを体験します。

老平「タフティングの動画をSNSで見たことがあり面白そうだなと思っていたので楽しみです!」

鈴木「私もSNSで見たことがあり気になっていたので今回体験できると聞いて嬉しかったです。」

伊藤「私はタフティングと聞いて、ピンと来なかったのですが、事前に調べているうちに興味が湧き、今日を楽しみにしていました!」

まずは下書きから!
事前に送ったデザインを転写します

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木枠に張られた布に、プロジェクターで下絵を投影し、イラストをなぞるだけ。こちらの準備は事前にセットしてくれるので、油性ペンでなぞるところからスタートです!

鈴木「自分の影と重なるので避けながら描くのが難しかったです。ですが、専用の布が硬めの生地で下書きしているときの描き心地がザッザッとして気持ちよかったです!」

伊藤「私も影を避けて描くのが苦戦しました。少しずれてしまったのですが糸で隠れると聞いて安心です!」

下書きが終わったら、糸を選んで直線や曲線を試し打ち

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タフティングガンという手持ちミシンのような電動工具を用いて、124色の糸の中から好みの糸を空いているスペースに打ち込んで練習します。見たことがない工具ですが、しっかりレクチャーを受けられるので安心。打ち込む角度や速度が糸の密度などの出来栄えに影響すると聞いて、3人は集中して練習!特にカーブが難しく、スイッチのオンとオフを細かく切り替えて、少しずつ角度を付けてみるといいそう。

老平「僕はデザインを赤と白のシンプルなものにしたのですが、赤色の糸だけでも何種類もあり、選ぶのにすごく迷ってしまいました! こんなに種類があるので色んなデザインに対応できそうです。」

伊藤「私も一番印象に残っているのが糸選びです。糸の打ち込みは最初はとっても緊張しました。」

鈴木「緊張しますよね。機械が自動で動いていくのを手でサポートする感じですが、動かし方の加減で変わるので最初は慎重に。慣れるとスイスイできて職人になった気分で楽しくなりました!」

いざ本番!
糸を変えたり、混ぜ合わせたりと自由に打ち込みます

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練習を終えたら、下絵に沿って糸を打ち込んでいきます。まずはイラストの中心から、徐々に外側へ打ち込んでいきます。最初はおぼつかない様子で打ち込んでいましたが、徐々に角度やスピードのコツがつかめてきたよう。糸を途中で変えて、違う色を混ぜ合わせたり、グラデーションにしたりなど自由自在。

老平「まず打ち込む機械がかっこよくて、持つだけでテンションが上がります!動画で見ると簡単そうに見えたものの、実際やってみると難しかったです。でも綺麗に直線ができた時などは、またまたテンションが上がります!」

伊藤「私は一度に4本使う糸を1:3で混ぜ合わせたのですが、素敵に仕上がったのでおすすめです!」

少しずつ完成がみえてきました!
ラストスパート!

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糸が巻かれている見本と、打ち込んだ後の断面では少し色合いが変わるのもまた面白いポイント。その様子を3人も打ち込んでいる裏面と、反対側の表面を確認しながら進めていきます。中心の打ち込みは終わり、外側を埋めていきます。完成まであと少し!

鈴木「時々裏側に行って、途中過程を見るとすごく可愛くて、作業するのが楽しいです!打ち込む工程自体はシンプルなので、不器用な人でも楽しめそうです。」

老平「表と裏で全然見え方が違うので何度も表側を見たくなりますよね!僕はミッドレスという文字が小さく曲線や斜めが多かったので大変でしたが、あとの外側は白色で埋めるだけになって徐々に終わってしまう寂しさを感じました(笑)」

ついに完成!

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約3時間、集中しているとあっという間に完成。完成したものは、小川染色さんの方で糊付けやカットなど仕上げの作業をし、後日自宅へ配送してもらえます。自分でデザインし、作ったものだからこそ愛着のあるラグに。その愛着から使うのは勿体なくなり、壁に飾る人も多いのだとか。

老平「作業が最初から最後まで楽しかったので、完成後も打ち足りなかったです!控えめに言ってもすごく楽しかったです!(笑)女性やカップル向けかなと思うかもしれませんが、男性だけでも楽しめると思います。」

鈴木「体験の1週間前までにデザインを提出するのですが、スタッフの方が丁寧に対応してくれたり、当日も気さくに話かけてくれるので安心して楽しめました。タフティングガンが約1キロと少し重いので女性は休憩を挟みながらがおすすめです!私は筋肉痛になりました(笑)」

伊藤「私のデザインは特にカーブが多く、とても難しかったですが、完成した達成感はそれ以上!SDGsの観点で作業中に出た糸くずは、クマの容器に入れて持ち帰られるのも、地球にも優しくて、いい思い出になります。最後の最後まで楽しい体験ができました!」

取材協力店舗

小川染色株式会社

住所:愛知県一宮市奥町字風田23

電話番号:0586-62-1241

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