ネッツトヨタ中部のWEBマガジン

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まるでタイムスリップ!? 昭和レトロな世界観に没入できるスポットへ

実は今年、2025年は「昭和100年」ってご存知ですか?さらに、4月29日は昭和の日!時代は昭和から平成・令和へと移り変わっても、どこか懐かしさを感じる“昭和レトロ”は若い世代の人からも人気を集め続けています。そこで昭和100年・昭和の日を目前に控え、平成生まれのネッツトヨタ中部社員が昭和レトロな世界観に没入してきました!

まずは、北名古屋市の「昭和日常博物館」へ!

“昭和時代の暮らしの移り変わりを伝える”をテーマにする「北名古屋市歴史民俗資料館」。「昭和日常博物館」という愛称で親しまれていて、昭和30年代から40年代をメインに当時の日用品や玩具が展示され、懐かしい街並みも再現されています。コレクションの展示数は、なんと約1万点!さらに、所蔵数は16万点以上というから驚きです。

老平「昭和を知らない世代ですが、レトロゲームやその雰囲気は好きです。見学を楽しみつつ、昭和を満喫しながら学びたいです」
鈴木「“昭和レトロ”というキーワードはSNSでよく見かけますが、実際にレトロスポットに行ったことがなかったので楽しみです!」

足を踏み入れた瞬間から、昭和の街並みがお出迎え

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館内に足を踏み入れると、まず目に飛び込んでくるのが映画で見るような情景です。三輪自動車やバイク、自転車が並び、昔懐かしい雰囲気はまさに昭和時代!

老平「館内に入ってすぐ、正面にオート三輪のミゼット(薄い緑色の車)があり、写真でしか見たことがない車が見られて感動しました」
鈴木「ザ・レトロ!って感じでワクワクします。当時の様子がすごく細かく再現されているので、タイムスリップしたみたい!」

レトロな世界観に入り込める、まさに映えスポット

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奥へ進むと、当時の食料品店や理髪店・電器店を再現した街並み展示が。ベンチが設置されているので、座って撮影すればレトロな世界観に入り込むことができます。

鈴木「この(街並み展示の)スペースは、より昭和の世界観に引き込まれますね。食料品店を覗くと知らない食べ物が多くて、とても興味を引かれました」
老平「僕は展示されている自転車が印象的でした。現代の製品の表記は“made in japan”ですが、昭和当時は“made in Nippon”と表記されていたことを発見!自分の知らないことがたくさんありますね」

展示数は、なんと約1万点!圧巻のコレクション

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約1万点のコレクションは、さまざまな方法で展示されています。棚にずらりとコレクションが並ぶ様子は圧巻!ホーロー看板も見逃せません。当時を知る世代には懐かしく、若い世代にとっては新鮮に映るので、どの年代の人も楽しめそうですね。

鈴木「昔の映画に出てくるような水筒があり、印象的でした。学芸員さんに質問したら、使い方なども教えてもらえたので楽しめました」
老平「当時のレコードプレーヤーを見て、今との違いに驚きました。今みたいにポケットに入るくらいコンパクトになったことを考えると、技術の進歩を実感できます」

リアルに再現された部屋に、興味津々!

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昭和初期の農家の食卓、そして昭和中期の一般家庭の部屋や台所などがリアルサイズで再現されているスペースも。興味津々の2人は身を乗り出すほど(笑)。ノスタルジックな雰囲気は思わず写真に残したくなります。

老平「昭和初期の家は灯りが電球1つでかなり暗いですね。ちゃぶ台に乗っている食事を見ても、今の生活はかなり贅沢なんだなと感じました。おばあちゃんの家に似ていて、すごく懐かしいです」
鈴木「昔の暮らしが細かく表現されていてすごい!食卓に乗っている食品サンプルも本当にリアルです」

誰と来ても楽しめる、昭和レトロスポット

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初めて見るもの、体感するものばかりで終始、驚きと発見があった様子の2人。

老平「今回、自分が生まれる前の暮らしを見学して、親が子どもの頃はこんな感じだったんだなぁと考えることができました。会社の先輩や親と行けば、懐かしさで会話が弾んで楽しめる場所だと思います!」
鈴木「これまで昭和の景色やモノを見る機会がなかったのですが、少し前はこんなものがあったんだと知れて楽しかったです。おばあちゃんと来ても楽しめそう!」

一部の展示品はQRコードを読み取ると使い方や動く様子が見られるようになっていて、より深く学ぶことができますよ。またシーズンによって展示内容が変わったり、期間限定の特別展があったりと、訪れるたびに楽しめる工夫もされています。シールやクリアファイル、マグネットなどのお土産もあるので、ぜひチェックしてみてください。

レトロ喫茶「COFFEE SHOP べべ」で、心もお腹も大満足♪

しっかり見学を楽しんだら、昭和日常博物館から車で約5分の位置にある「COFFEE SHOP べべ」で腹ごしらえ!

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こちらは創業40年以上続く喫茶店で、2022年に現在のオーナーが先代から引き継いでリニューアルオープンしました。外観もインテリアも先代が使っていたものをほぼそのまま受け継いでいるのだとか。趣のある店内には昭和を彷彿とさせるラジカセやカセットテープのほか、お洒落なドライフラワーも飾られていて、新旧がマッチしています。レトロ喫茶が初めてだという2人。今では見かけることが少なくなった卓上ゲームをやったり、レコードが流れる電話ボックスに入ったり…、食事前からテンションが上がります!

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注文したのは、名物の「鉄板生姜焼き定食」880円と「ナポリタン(目玉焼きのせ)」670円。

老平「鉄板におかずとご飯が一緒に乗っているので、おこげができて美味しい!おすすめです」
もちろん、食後のデザートも欠かせません。「クリームソーダ」500円や「プリンアラモード」600円など、レトロ喫茶好きにはたまらないメニューが揃います。
鈴木「クリームソーダが大好きな私としては嬉しい♪お気に入りです」

昭和レトロを満喫して、心も体も満たされた様子の2人。昭和を知っている人はもちろん、知らない人も楽しめるのが魅力ではないでしょうか。昭和100年の節目に、ぜひ昭和時代を体感してみませんか。
※価格は税込表記です。

●取材協力店舗

北名古屋市歴史民俗資料館(昭和日常博物館)
住所/北名古屋市熊之庄御榊53 北名古屋市図書館3F
電話番号/0568-25-3600
営業時間/9:00〜17:00(入館受付は16:40まで)
休館日/月曜(祝日のときは開館、翌平日休館)
HP/https://www.city.kitanagoya.lg.jp/rekimin/index.html

COFFEE SHOP べべ
住所/北名古屋市高田寺東の川31
電話番号/080-4309-2709
営業時間/9:00~16:00(LO15:30)
休館日/日曜
HP/https://coffeeshopbebe.com/access/