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「色々な分野で活躍する中学生や高校生」「これから必要になる分野」などをネッツトヨタ中部が紹介

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ラジオは“顔の見えない相手に話を届ける”人と人の繋がりの場所

スマホやパソコンで誰でも簡単に情報の配信ができる時代に突入し、みんなの街にもある地元の情報を伝えるコミュニティFMの現役大学生ラジオパーソナリティにインタビュー!今回のteeNsでは、言葉だけで情報を届けるプロフェッショナルのラジオパーソナリティというお仕事を紹介します。

お話をうかがったのは、このお二人!

FMいちのみや
大学生ラジオパーソナリティ
ウィークエンドーiサタデー担当
野田知香さん(20歳)パーソナリティ歴5年
笠島琴愛さん(19歳)パーソナリティ歴4年

FMいちのみやの放送は、一宮市、江南市、岩倉市、稲沢市の一部地域では76.5MHzでお聴きいただけます。

また、スマートフォン向けアプリの「Radimo」にて全国どこでもお聴きいただけます!

ラジオパーソナリティに興味を持ったきっかけは?

野田さん:
小さい頃からテレビよりもラジオを聞くことが多く、家の中でも家族が運転する車の中でもラジオが流れている生活が当たり前で、小さな頃から興味のある仕事でした。

笠島さん:
将来は声優になりたい!と思っていました。なかなか声優を学ぶ機会に恵まれず、たまたまFMいちのみやで開催していたi-ユースラジオ放送部という高校生向けの講座を見つけて、同じ声を使う職業として「やってみたい!」と思い興味を持ちました。

ラジオパーソナリティってどんな仕事をするの?

笠島さん:
私たちがパーソナリティを務めるFMいちのみやはコミュニティFMと言って、県内全域ではなく、一宮市を中心に放送をしています。放送の中では二人の趣味の話や日常の話をしたり、地元の素敵な情報を皆さんに届ける仕事をしています。

野田さん:
リスナーさんからのメールを読んだり、トークテーマを考えたり、美味しいグルメや名所、取り組みを紹介したりします。リスナーさんにおいしいお店を教えてもらうこともあるんですよ!

ラジオ番組の面白さって?

野田さん:
自分でも知らなかった地元の情報を知ることができることも面白さのひとつですが、どこでも聞けて、どこでも一人で楽しめるというのが一番だと思います。テレビだと自分の部屋にはないとか、移動中は見れないってこともありますが、ラジオなら今はスマホがあればいつでも聞けますからね!

笠島さん:
ラジオはきっとみなさんが思っているより、双方向のコミュニケーションが取れるんです!自分たちで話す内容やトークテーマを決めて、リスナーさんとリアルタイムでお便りやコメントを貰ったり、話し手と聞き手の繋がりがあるあったかい所がラジオの面白さです。

ラジオパーソナリティをしていて難しいと感じることはなんですか

笠島さん:
ラジオは“音”のみを伝えるため、どんなに頑張っても聴いてるみなさんと視覚で情報を共有することができません。そのため、情報を伝える時の“言葉選び”がとても大切になってきます。どんな言葉なら伝わるだろう、と生放送中にリアルタイムで頭をフル回転して考えることにとても苦労しています。

また、言い回しや声のトーンなどによって、私の意図と異なる印象を与えてしまうこともあるため、細心の注意を払って放送をしています。

野田さん:
言葉だけでみなさんに伝わるようにすることが一番難しいです。どういう言葉で伝えれば、ものの容姿やその様子が正しく伝わるかをいつも考えています。

しっかりと皆さんに正しい情報を伝えるために語彙が増えるよう、日々勉強しています。

ラジオパーソナリティの魅力は?

笠島さん:
“顔の見えない相手に話を届ける”ということが一番の難しい部分であり、この仕事の一番の魅力だと思います。このマイクを通して、ラジオの先にいる名前も顔も知らない多くの人に、自分の声が届いてると思うと、もの凄くワクワクします!自分の“声”を通して、運転中や仕事中、生活の中でもしかすると偶然この番組を聞いてくれた様々な人たちと繋がれるということが最大の魅力です。

野田さん:
コミュニティFMという地元密着の放送局だからこそ、自分の大好きな街の情報を発信できて、この番組を聞いて「この街が好き」と言ってくれる街のファンが増えていくことが最大の魅力です。

ラジオパーソナリティを始めて、日常で役に立ったことはありますか?

野田さん:
私は大学でも様々な活動をしているのですが、大学で行われるイベントなどでも臆せずに堂々と話すことができ、パーソナリティの活動を通して、自分に自信が持てる様になりました。

また、日頃から言葉選びや伝え方も意識するようになったおかげで、アルバイトでは後輩への指導がわかりやすい、と言ってもらえることもあります!

笠島さん:
学校生活では“人前で発表する”という場面が多くあると思います。私は元々そういった人前で話をすることが大の苦手でした。失敗したらどうしようという緊張と不安で胸がいっぱいでしたが、ラジオパーソナリティという職業に出会い、“話すことの楽しさ”を知ったことで、自然と大勢の前でも話すことができるようになりました。

しっかりと相手の目を見て話ができるようになったので、以前に比べても私の話に耳を傾けてくれる方が多くなったと感じています!

最後にメッセージをお願いします!

野田さん:
私はパーソナリティをさせてもらう機会に恵まれ、忙しいながらも地域の情報を発信するという光栄な役割をさせてもらっています。発信することは日常会話とは少し異なり、“伝える”を意識することが一番大切だと思います。

笠島さん:
まずは小さなことでもいいので”やってみる“ことが大事だと思います。どんな小さなことでもいいので是非最初の一歩を踏み出してください。そして、自分が起こしたアクションをどんな人が受け取ってくれるのだろう?と考えるといいものが生まれると思います! 

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