中学生・高校生の未来を
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「色々な分野で活躍する中学生や高校生」「これから必要になる分野」などをネッツトヨタ中部が紹介
「色々な分野で活躍する中学生や高校生」「これから必要になる分野」
などをネッツトヨタ中部が紹介
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今年度で6回目となる、みんなのハッピーカーコンクール(以下、HCC)が開催されました。
2016年からスタートしたHCCは、小学生を対象に毎年様々なテーマで未来の車を描く絵画コンクールです。社会教育支援を目的としたこの活動には、ネッツトヨタ中部も協賛し、今年は2,000作品を超えるたくさんの応募がありました。teeNsをご覧の皆さんの中にも参加したことがある方もいるのではないでしょうか?
そして、2022年3月12日に名古屋市のコートヤード・バイ・マリオット名古屋でハッピーカーコンクールの表彰式が開催されました。
今年は、新型コロナウイルス流行の影響により、表彰式をライブ配信で行いました。そんな今回のteeNsでは、なかなか見ることができないオンライン配信現場の裏側を紹介します!
ライブ配信とは、YouTubeやzoom、Instagramなど様々な配信サービスを利用して、自分が撮影した映像や音楽などを世界に発信するやり方です。ライブ配信自体は、スマートフォンがあれば誰でも発信ができ、YouTuberやVTuber、インスタグラマーなど個人で自分の生活や活動を発信するインフルエンサー(影響力のある人)という言葉もよく聞くようになりましたね!
ライブ配信の醍醐味はなんといってもリアルタイムで行われる配信です。撮りためた動画を見るのではなく、同じ時間に行われている配信だからこ、リアルタイムでのコメントや自分のカメラを繋いでライブ配信に実際に参加をしたりと、楽しむ幅が広がります。
今回のライブ配信では受賞した多くの皆さんに参加してもらうために、撮影用カメラやパソコンなどの本格的な機材を揃えてライブ配信を行いました!
今回の表彰式では、話題の研修・会議用ツールのzoomを使って配信を行いました。ライブ配信をするための機材は多くの種類がありますが、なくてはならない機材がこちら、
①配信用パソコン
配信の要。これで世界に表彰式を配信します。
②カメラ
台数を用意することで、カメラごとに別々の映像を捉えます。
③映像キャプチャデバイス(スイッチャー)
カメラの映像をパソコンに転送するために必要です。
④マイク
よりよい音質で配信するため、カメラの音声ではなく、
専用のマイクを使います。
⑤音響用ミキサー
マイクやパソコンからのBGMの音量のバランスを調整します。
YouTubeLIVEなどを利用する場合はOBSなどのエンコーダーソフトも必要になります。また、配信が途切れたり、途中で止まってしまわないように、LANケーブルを使ったインターネット環境が重要です!
ライブ配信も一人でやる人もいれば、チームでライブ配信などやり方は様々です。もちろん簡単な配信であればスマホ1台あれば配信できる時代なので、プロでなくても個人の趣味としてライブ配信をすることも可能です。
今回の配信は少し大掛かりなので、
・ディレクター
全体の指示やカメラの切り替えなど
・カメラマン
よりよい映像を届ける、カメラを使うエキスパート
・PAエンジニア
よりよい音を届ける、音響機器のエキスパート
(PAはパブリックアドレスの略で、放送設備を意味します。)
・アシスタントディレクター
差し込み資料やテロップ、画像を出すアシスタント
の4人チームで配信を行いました。このメンバーは映像に出ることはありませんが、司会者やゲストなどのカメラに映る出演者をサポートし、配信を見ている人が違和感ないようにリアルタイムで自分の担当を操作していきます。
実際の配信現場を見てみると、テレビのスタジオみたいですね。テレビ局と大きく違うところは、衣装や大道具、小道具、照明などのより専門的なスタッフがいないことと、専用のスタジオがないことと、常に生放送ということです。ホテルや研修室、会社、学校など様々な場所で機材をセッティングして開始時刻ちょうどにライブ配信をしなければいけません。
HCCのスタッフはこんなスケジュールで動いていました。誰よりも早くに入って機材設営をし、一番最後まで残って片付けを行います。テクニカルリハーサルでは、カメラの向きや映像、音が会場と配信にしっかりと反映されるかを1つずつ細かく検証していきます。
こういった現場では、業界用語で設営のことを「仕込み」、撤収のことを「バラシ」と呼ぶことが多く、カメラマンはカメラの仕込みを、PAエンジニアはマイクや会場スピーカーの仕込みを行います。
さて、今回のteeNsでは第6回みんなのハッピーカーコンクールの表彰式の配信現場に密着しました。
スマートフォンがあればお手軽に誰でも発信できる時代ですが、自分が発信した言葉や映像、写真はインターネット上に永遠と残ってしまうことがあります。本当にふさわしいものかどうか一度考え、みんなが楽しめるコンテンツを発信できると素敵ですね!