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「色々な分野で活躍する中学生や高校生」「これから必要になる分野」などをネッツトヨタ中部が紹介

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「獣医師ってどんな仕事?」

先日の記事でお伝えした「大人になったらなりたいものランキング」。

中学生女子10位にランクインしている獣医師に今回は注目します。

医師や看護師、ペットトリマーなど、同じ医療や動物に関わる仕事という観点では、

いろいろな仕事がある中で、どうして獣医師を選んだのか、他の仕事と何が違うのか。

みなさんが気になるいろいろを、利用者さんと一緒に取材してきました!

今回取材したのはこの人!

動物医療センター  もりやま犬と猫の病院の院長、淺井亮太

酪農学園大学卒業

獣医師として動物病院に就職後、夢である開業に向け人一倍努力をし、約3年という早さで開業。

2007年に開業。動物の命に休みはないという思いのもと、昼夜の診察に加え、動物病院には珍しい救急も1人で対応するなど、人一倍の努力を続けていたそうです。

その後、患者が増え、従業員を増やしていく中で、自分が頑張るだけでは良くないということに気づいたとのこと。

それからはスタッフ全員のレベルアップや充実した職場環境作りが患者さんの満足に繋がると考えて、今は教育活動などにも注力しているそうです。

今では名古屋で最大規模の動物病院として、多くの患者さんに愛されています。

利用者の声「救急を実施している病院は少なく、さらに、どんな病気にも対応してくれるからとてもありがたい病院です。」

獣医師を目指したきっかけは?

小さい頃からの夢でした。

ずっと犬を飼いたいと言っていたら、両親が一軒家を買ったのをきっかけに、犬を飼うことを許してくれました。

それから元々好きだった動物のことがもっと好きになって、獣医師になりたいと思うようになりました。

今でも文集に書いたのを覚えています。

実は当時は猫アレルギーで勉強も嫌いでした笑

大学生の時にスポーツに取り組んでいましたが、挫折を経験し、獣医師の夢を思い出して、そこから頑張って獣医師の大学に編入しました。

小学生の時に犬を飼ってくれた親には感謝しています。

獣医師にはどうやったらなれるの?

獣医学部のある大学を出ること、そして国家試験を受けて、獣医師免許という国家資格を取ることでなれます。

しかしそれにはとても勉強することが必要です。

これは大変なことなので、1つのことをやり切る力、そして何か1つを極める力が求められます。

でも、ただ学力があるだけでは立派な獣医師になることは難しいです。

学力だけでなく、動物のことが大好きで、動物のことを知りたい気持ちや、人の気持ちに寄り添う力、理解する力がとても大切です。そういう力も身につけると立派な獣医師になれますね。

1日のスケジュールは?

現在は出張が多いですが、診察する時はこんなスケジュールです。

いつも朝礼を8時くらいから行っています。

100人ぐらいスタッフがいるので、朝礼はとても大事ですね。

1日のほとんどが診察の時間になるのですが、昼や夜に勉強をして、常に新しい知識を身につけるようにしています。

あとは睡眠時間を大事にしているので、よく寝るようにしています。

診察する時に意識していることは?

触ったり、臭いを気にしたりなど、五感を大事にしています。

やっぱり言葉を話せる相手ではないので、それらを通して、どんな場所や環境で飼われているかなどを感じ取るしかありません。

例えば飼い主さんが普段どれだけ触れ合っているかでも、異常に気付けるかどうかは変わってきますよ。

だから診察の時にはしっかり動物と向き合って、いっぱい触りますね。

これが本当に獣医師にとってとても大事だと思うから、国家試験に感覚の試験があるべきだよなーと思います笑

利用者の声「私も実際触ることで不調に気づけたので、すごく共感できます。」

Team HOPEって何?

Team HOPEは犬と猫の健康診断をもっと多くの人に知ってもらうための活動をしており、そこで副代表をしています。

動物病院には病気になってから行くという人が今も多いと思います。

でもそうではなくて、人間と同じように定期的に検診をして、予防していこうよという活動です。

飼い方が不適切な子や、避妊や去勢などの一般的な処置が済んでいない子がたくさんいて、それが病気の原因になっていることが多くあります。

そんな状況を減らしたいと思って活動しています。

健康診断はきっかけの1つで、定期的に来院してもらうことで、健康状態や飼育環境の確認、飼い方のアドバイスなどをすることで、病気の予防を飼い主さんと一緒にしていきたいと思っています。

利用者の声「早く病気を見つけられるし、寿命が短いからこそ、予防に努めることが大事だと思って、健康診断をいつもお願いしています。」

今後の目標は?

目の前の動物の治療も大事だが、獣医師さんへの教育や考え方の浸透も頑張りたい。

まだまだ健康診断などの考え方は飼い主にも獣医師にも浸透しきっていないです。

獣医師は病気を治せるが、連れてきてくれないと何もできません。

全国の獣医師に、健康診断実施の促進などの私の考えを浸透させて、自然に飼い主様たちにも浸透してくると思っています。

そのことで動物の病気を未然に防ぐことや動物病院に行くことが当たり前になればと思います。

利用者の声「病院に連れて行かない人はいっぱいいて、淺井先生の考えがもっと浸透してほしいと思います。」

獣医師に憧れるteeNsにメッセージ

ぜひ普通の青春を過ごしてほしい。

普通の青春を過ごした人が、大人になってからも頑張れる人だと思います。

好きなことをやり通して一生懸命青春を過ごすことが大事です。

その好きなことが動物だとしたら、動物といっぱい触れ合っていくと、

自然と獣医師を目指したいって気持ちが溢れてくるはずです。

その時はぜひ、動物と飼い主、両方としっかりコミュニケーションが取れ、

信頼される獣医師を目指してください。

取材協力店舗

動物医療センター
もりやま犬と猫の病院

住所:愛知県名古屋市守⼭区深沢2-101

電話番号:052-739-1299

営業時間:平日(火除く)9:00~12:00, 16:00〜20:00

火 9:00〜13:00 / 土日祝 9:00〜13:00、16:00〜19:00

定休日:年中無休、24時間救急対応

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