「学生のSDGs活動にフォーカス!」

小学生の授業でも取り入れられているSDGs。皆さんは日頃どんなことを意識されていますか?ネッツトヨタ中部でも様々な形でSDGs活動に取り組みを行なっておりますが、今回はSDGs活動に取り組む学生団体の1つ、カナメヤ加盟学生団体PEACeにインタビューしてきました!

今回取材したのはこの2人!

愛知大学に通っているお二人は、PEACeに1年生の後期から所属。カナメヤ加盟学生団体PEACeは愛知大学の学生団体で、主にSDGsの啓蒙活動などに取り組んでいるそう。

中高生とのワークショップやイベントを開き、認識を高める為にSDGsに取り組む人や企業をつなげて、取り組みの輪を広げているのだと、インタビューを通して感じました。

学生に向けた取り組みが多かった昨年度

新美:
南山大学の学生団体クローバーさんとの活動で幼稚園児や小学生と社会課題について考えるイベントや、名古屋国際中高、南山女子中高の生徒さんと一緒に、彼らが考えた社会課題について解決策を考えるワークショップを行いました。

近藤:
昨年の後半は就活イベントに全てを捧げました。SDGsに取り組む中小企業と学生を繋ぐイベントで、多くの人に満足してもらいました。普段出会えない学生や企業に出会えた、他のイベントでは聞けないことが聞けたとか逆に話せたとか、普段生まれない出会いを生み出せたことが嬉しかった。

感謝の言葉をもらい、ますますやりがいを感じたと、2人は今年度の活動にも意欲的。

今年度のテーマは「子ども」

近藤:
今年度は子供に注目した活動をしていきます。SDGsのゴール、2030年以降に主役となる彼らがより幸せになれる社会を作りたいと考えています。具体的には子ども未来チケット(飲食店で大人がチケット買いそのチケットを使用し子供が食事するシステム)、子供が自然に触れるワークショップ、動物愛護イベントを考えています。孤食や貧困の面から子供達自身に降りかかる社会課題解決、林業の担い手と自然に触れる機会の減少への対策、犬猫の殺処分の減少を、子ども達にそれらについて考える機会を提供することで目指したい。

新美:
以前にビジネスコンテストで教育問題を学んだときに漠然と、今の子ども達のために何かしたいと感じたことがあります。その時に感じたことを、今なら自分から取り組めると思って、今年度のテーマを子供にしました。

動物愛護活動について深掘り!

今年度の活動の中にある動物愛護活動は、ネッツトヨタ中部も注力しているSDGsの4番「質の高い教育をみんなに」に則した活動とのこと。そこでこの活動に込める2人の想いを伺いました。

新美:
私も保護猫を飼っていて、殺処分の事実を知ったときにもっと保護犬、保護猫が幸せになれる社会にしたいと感じました。そのために何ができるかを考えたときに、将来を担う子供達に保護猫たちの存在を知ってもらうことで、これから殺処分される犬猫達を救えると考えています。

近藤:
中高生とのワークショップで犬猫の殺処分の課題が出ました。保護犬や殺処分自体の認知の低さが課題となっていると考えました。そこで殺処分されているという事実を、辛いけれど子供達に知ってもらうべきだと感じています。子供達にペット、命を飼う責任の重さを伝えたいです。

団体活動を通して目指す自分

新美:
今までスポーツしかしてこなかった自分が、昨年度いろんな活動や企業に触れることで、自分の世界がとても広がりました。自分の成長を今とても感じています。その中で自分が得られた知識を次の世代に広められる人になりたいです。

近藤:
昔から政治に興味があり、社会課題に対して活動を起こせる人になりたいとずっと思ってます。そのため、今年度の活動の中の子ども未来チケットは特に力を入れてます。社会課題解決に取り組むいろんな活動の発信者を目指し、最終的には選挙割り(投票証明書を持っていくと飲食店などで割引が受けられるサービス)のような社会システムを生み出せる人になりたいと思っています。

teeNsの皆さんに向けて

新美:
SDGsや社会課題について考えることは大事だが、今から重く考える必要はないです。まずはやりたいことに取り組んで欲しい。その中で何か社会課題にぶつかるかもしれない。その時に向き合って欲しい。とにかく今はやりたいことに全力で向き合ってみてください。

近藤:
今はただ勉強しているだけだと思います。でも、例えば社会や公民の勉強では、多くの社会課題を知ることができます。新聞やニュースでも触れることができます。今はとにかくそれらに耳を傾けてひたすら情報に触れてください。大学や社会には、社会課題解決に取り組む様々な団体やサークルがあります。ぜひ皆さんにはそこで様々な活動の発信者を目指して欲しいです。

ネッツトヨタ中部のSDGs活動

今回の取材で出ましたSDGsの4番「質の高い教育をみんなに」はネッツトヨタ中部でも取り組んでいる課題。代表的な活動として、毎年開催している「みんなのハッピーカーコンクール」や「中高生の職場体験受入」。子どもたちの学びになる機会を提供して、様々な知識に触れてもらいたいと考えています。今後も社会のためになるSDGs活動を継続的に実施していく予定です!