小学生の授業でも取り入れられているSDGs。皆さんは日頃どんなことを意識されていますか?ネッツトヨタ中部でも様々な形でSDGs活動の取り組みを行なっておりますが、今回は、個人で様々なSDGs活動をされている学生さんにインタビューしてきました!
佐藤 真梨菜(さとう まりな)さん
南山大学国際教養学部2年生
サークルで吹奏楽団に所属、打楽器(パーカッション)を担当しているとのこと!
環境問題に興味があってこの学部に進学し、現在個人やグループで様々な活動を行っているそうです。
今日はそんなまりなさんに密着取材!
今は大学のグループでリサイクルBOX設置運動、個人で給水マップ作成の活動、インターンではアップサイクルイベントの企画と運営に取り組んでいます。
リサイクルBOX設置運動は、大学内のゴミ箱をより分別できるようにしたいと考えています。提案しているのは、3つのゴミ箱を用意して、よりリサイクルできるようにしたいと思っています。
給水機で水を汲んでもらえたら、ペットボトルの消費を抑えられると思い大学内の給水マップの作成を始めました。給水機の場所を知らない人が私を含めいっぱいいたので、マップを作ることで消費削減に繋げたいです。
もともと大学入学前から環境問題になんとなく興味があり、今の学部に入りました。その後、名古屋市のゴミ分別方法に疑問を持つなど、どんどん環境問題に興味が湧いて、今年の留学プログラム中に取り組んだ、SDGsキャンペーンを考える授業のときにゴミ問題についてグループ活動したのが始まりです。リサイクルBOXや給水マップを考え出したのもその頃からです。
短期留学プログラムでアメリカの授業でゴミ問題解決についてグループで考えました。そのときに南山大学のゴミ箱が可燃、不燃、ペットボトル、かん・びん4種類の分別しかないことに気がついたのがきっかけです。アメリカと比べて日本のリサイクル意識は高く、分別も綺麗にされている方ですが、リサイクルできるものはいっぱいあるけど、資源としてではなく焼却されていて、もっとできることはあると感じました。中でも私たちは可燃ゴミとして捨てられている、雑誌、包装用紙、プラ包装用紙の箱やポスターをグループのみんなで設置して、もっとリサイクル意識を持ってくれたらと考えています。
留学した時、水がとても美味しくなかったけれど、飲料水を買ってばかりもいられなかったので、マイボトルを持参して給水機で水を汲んでいたのがきっかけです。これを毎日したら、ペットボトルの消費率を下げられる!と感じました。でも留学中の実体験として、給水機がどこにあるか分からないため、マップを作ることにしました。ペットボトルがほとんど消費されない大学になればと考えています。
留学を終えて帰国したときに、企業のSDGs活動に触れられる機会が欲しいと考えてインターンシップを探していました。留学中に興味を持っていた「アップサイクル」を行なっているインターンを見つけて応募しました。それが(株)エス・エヌ・テー主催の「アートな工場祭」の企画、運営でした。すでに工場の見学などもさせてもらって、知らなかった技術などにも触れることができ、とても勉強になっています。「アートな工場祭」はアップサイクルがメインテーマのイベントで、私はカードサイズの手鏡の裏面を、新聞のテストプリントを使って装飾するワークショップを運営します。9月17日に行われるので、ぜひ遊びにきてください!
アップサイクルって皆さん知っていますか?リサイクルは皆さんよく耳にしますよね。使い終わったものをただ捨てるのではなく、資源として再利用する、これがリサイクルです。アップサイクルは文字通りアップさせる、この場合は物の価値をアップさせて、新しい製品へと生まれ変わらせることです。まりなさんがアートな工場祭で行うワークショップを例にすると、捨てるはずだった新聞紙と端材の鏡が組み合わさりオリジナルの手鏡となって生まれ変わる、見事なアップサイクルですね!みなさんの周りにも何か生まれ変われるものがないか、ぜひ探してみてください。
今回の取材で出ましたゴミの削減やアップサイクル。ネッツトヨタ中部も様々なSDGs活動に取り組んでいます。清掃活動や地球温暖化対策に向けた活動を続けて、ゴミと呼ばれるものが限りなくゼロに近い社会になったら良いですね。今後も社会のためになるSDGs活動を継続的に実施していく予定です!